恋詩koiuta - love & ... -

日常で見聞きし、感じたことを詩に変えて。 いとしい。 せつない。 そんなカンジ。

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しあわせの白い三角

2010 - 10/30 [Sat] - 23:28

散歩の途中で

隣を歩く君が、突然駆けだした。

「寒いから、私から離れないでね」

なんて、かわいいことを言っていたのは、

どこのどいつだ。


呆れた笑いが、僕の中を駆け巡る。


次に君と並んだのは、茶屋の前。

メニューを見つめ、悩む君。

「あんみつでも、葛餅でも一緒でしょ」

なんて言ったら、ものすごい眼で睨まれた。


…君はヘビで、僕はカエルか!?


悩みぬいた結果、選ばれたのは葛餅。

幸せそうに食べる君をみて

無意識のうちに口走った言葉は。

黒く光る蜜よりも

甘い甘い、愛の言葉。

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チョコレート革命

2010 - 10/28 [Thu] - 23:48


いつからだろう。

愛の言葉を口にしなくなったのは。

ふたりの時間を持てなくなったから?

電話で敬語が増えはじめたから?


考えなくても、本当はわかってる。

―はじめから。


私の誘いを断れない、やさしいあなたを

追い詰めないようにと言い聞かせてきたけど。


もう、限界。


あなたに、愛されたかったの。

あの女(ひと)よりも、

あの娘(こ)よりも。

つながって、いたかった。


明日は晴れるらしいから。

あなたに会いにゆく。

両手で抱えきれないほどの大きな愛と

ひとつの別れ話を持って。


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さよならなんて、知らない

2010 - 10/27 [Wed] - 22:31


食べようと思って取り出した、アイスクリーム。

暖かい場所に慣れることができず、溶けてしまった。


その光景は、さながら想い出。

記憶の片隅に追いやられた、それは。

最初からなかったかのように

跡形もなく消えてゆく。

少し甘い香りを残して。


あなたを想っていたことも

忘れてゆくのね。

大好きだった、あなたの笑顔も。


さよならも伝えられぬまま、

あなたは私の記憶からいなくなる。

好きも言わせてくれなかった、

始まりのない、幼い恋。


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logic

2010 - 10/26 [Tue] - 22:22

「寒いね」

  「寒いね」

「明日、雪でも降るのかなぁ」

  「まだ秋だよ」

「でも、空気が冷たい」

  「でも、まだだよ」

「冬が待ち遠しいね」

  「寒いだけだよ」

「あったかいもん」

  「どこが」

「こたつでおなべ」

  「好きだもんな、なべ」

「あなたの次に、ね」

  「そ、……」

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いちごほっぺ

2010 - 10/24 [Sun] - 23:36


クリームのような白い肌に

そっとキスしたら

イチゴのように真っ赤になった。


ひとりショートケーキだ。


きれいな見た目と

甘い香りが

僕を惹きつけてはなさない。


今のうちに、

イチゴほっぺを食べてしまおう。

きっと、僕の中に

甘酸っぱさが広がるだろう。


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ゴルゴンゾーラの波

2010 - 10/23 [Sat] - 22:14


好きだって言ったじゃない。

何度もくちづけしたじゃない。


もう、忘れたの?


まだ、ひと月しか経っていないのに。

新しい恋を、あなたは。


自分のために作ったランチは

いつの間にやら冷めてしまった。


この恋、のように。


チーズは固まり、波を打つ。

塩を入れ過ぎたのではないかと思うほどの

しょっぱさをもって。


これほどの塩分ならば

涙をこぼしてもわからないのではないだろうか。

薄く色づいたブルーは

泣き顔を消してくれるだろうか。


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あなたと私の好きなもの

2010 - 10/22 [Fri] - 23:39


意外だった。

あなたの好物がドリアだなんて。

とんかつだと思っていたから、

少し、笑った。


私が、作ってあげる。

あなたのために、腕をふるって。


もうすぐ帰るという、メール。

あなたの喜ぶ顔を思い浮かべて、オーブンへ。

わずかな時間、新妻気分。


しばらくして、

オーブンとあなたが同時に呼ぶ。

迷うことなく、あなたに駆け寄る。

だから、

少し焦げが目立っても。

それを愛だと知って、

おいしいと微笑んで。


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night-night

2010 - 10/21 [Thu] - 23:26


甲高い音で、私を呼ぶ。

体温を計り終えたと、おしえてくれる。


―38.7℃。


頭は痛いし、

体もダルい。

そして、何より

人恋しい。


こんな日に、あなたがそばにいてくれたら。

夢の中じゃなく、となりにいたら。


汗だくになって目を覚ましたら。

少し熱めのタオルで拭って、

甘い桃の缶詰を

私の口に運んでね。


そのときまで、おやすみ。


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泣ける話

2010 - 10/20 [Wed] - 20:34


静かなカフェの片隅で。

ダイエットのことも忘れ、

ハニートーストにナイフを入れる。


はちみつの甘い香りに酔いしれながら

ひとくち頬張る。

かみしめるたびに

思い出が壊れていく気がして。


手が止まる。


粉々になった愛しさは、

消化されたら

どうなってしまうのだろう。


浄化されたら

私はあなたを忘れてしまうの?


なかなか飲み込めないトーストを

アイスティーで流し込む。


終わった今だから、わかること。

私は、あなたが好きだった。


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in season

2010 - 10/18 [Mon] - 23:30


見た目で判断しないでね。

触れてみないと、

どれだけいい女か

わからないでしょ。


もっと、近づいて。

もっと、くちづけて。


放っておいたら

誰かに連れ去られちゃうんだから。

手遅れになる前に

早く。


早く。


食べちゃってよ。


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一言物申す

2010 - 10/17 [Sun] - 22:43


かわいいね。

大きな口で、ケーキをひとくち。

おいしい、という言葉を残して

無言のまま

また、ひとくち。


誰も盗ったりしないから。

もう少しゆっくり食べなよ。


どれだけうれしいの?

ぼくといるよりも?

そんな幸せそうな顔、

他の誰にも見せないでよ。


わがままかもしれないけど。

いや、わがままなんだけど。


それでも。

ぼくがいちばんじゃなきゃ。

イヤなんだ。


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早く起きた朝は、

2010 - 10/15 [Fri] - 23:49


程よく焼けた、パンの匂い。

頭と同時に、

胃も目覚める。


こっそりと近づいて

君を驚かせようと思ったのに。

おなかがグーって鳴るから

自分がいちばん驚いた。


君が、笑う。


晴れた日の朝。

コーヒーの香りと

君の笑顔。


パンとともに

幸せをかみしめた。


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1分後には。

2010 - 10/13 [Wed] - 19:45


ドアを開ければ、そこは。

まるで、インド。


スパイシーな香りが

おかえり、を告げ。

ふつふつと沸くスープが

もう少し待って、と懇願する。


そして、あなたは。


鍋の音を子守歌に

しばしのうたた寝。

タイマーをみれば、

完成まで、あと1分。


けたたましく鳴るだろうベルとともに

あなた自慢の夕食と

夢から覚めたその顔を

見届けることにする。


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FULL

2010 - 10/09 [Sat] - 11:18


あなたの得意料理は、うどん。

ただ、

茹でているだけなのに。

どんな名店よりもおいしいと思うのは、

単なる惚気か。


隠し味でも入れてるの?

―いや、なにも。

ほんとにおいしいね。

―食べる人への愛情をこめているからな。


どうして。


どうして。

頬を少し赤らめて

うれしそうに言うの。

あなたのうどん以外、

食べられなくなるじゃない。


あなたなら、

それもいいかもな、なんて

言うのだろうけど。


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その肌、そのぬくもり

2010 - 10/05 [Tue] - 21:25


あなたの手が

頬に触れる。

年を取るごとに

一本ずつ増えるしわ。

それさえも愛しいと言ってくれるように

ゆっくり、ゆっくり

指が滑ってゆく。


めざすは、くちびる。

ゴールにたどり着いたら、

ご褒美のくちづけを。


次の年も、そのまた次も。

一本ずつ増える、頬のしわ。

しわくちゃになっても、

今と変わらず愛してね。


頬に触れることしかできない、

その不器用な手を。

ずっとずっと、愛してる。


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birth

2010 - 10/04 [Mon] - 23:33


どこからか聞こえてくる鐘の音。

またひとつ、幸せが産声を上げた。


青空の下で、

「You & I」が

「We」になる。


ふたりで、ひとつ。

何となく、うらやましい響き。


あなたと私は、

ひとつになれる?


たくさんの拍手に包まれて、

青空の下、鐘の音を聞きながら。

私もあなたと、

いつかは、ふたり。


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耳に届くは、君の愛

2010 - 10/02 [Sat] - 19:21


昼寝の途中で聞こえてきたメロディーが

私をやさしく包んでくれる。

夢の中、

知らない場所を彷徨う私を、この曲は。

迷路の出口へといざなってくれる。


その先に待ち受けていたのは、

あなた。

やさしい笑顔で、

その手を差し伸べて。

私がゴールにたどりついたことを

喜んでいるような、そんな顔。


まだ覚醒しきらない、私の頭。

そんな中で奏でられるメロディーが

こんなにもあたたかいのは。


あなたに抱きしめられているせいか。


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さーや

Author:さーや
 歌と笑いとサッカーと。
 3つの要素で、私はできている。

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